まだ父は、CCUで治療中ですが、
話せない、食べれない、起き上がれない、手すら思うように動かない、
一生懸命声の出ない口で、飲むことのできない「水」を欲する様子、
切除した足が寒いという姿、
週に2回の面会時間も短すぎて、
「寂しい」と動く口元に、心痛む日々ですが、
先日、唯一動く左手で、👍グッドサインをしてくれました。
「一進一退で油断はできない」状態は変わりないけれど、
「年齢のわりに、身体が丈夫で若い」そうで、
あの重病度を思うと、よく持ちこたえてくれたものだと、
お医者様も家族も、皆、驚いています。
ご心配ご迷惑をおかけしました皆様には、
心よりお詫びと感謝申し上げます。
この期間に、
多くのご家族やご自身の抱えていらっしゃる病気などの話を聴かせて頂きました。
身近な人が亡くなった話、
知人が命を絶ったという話も。
命の悲しみと重み。
病気と共に生きる方々にも、
サポートする身内の方にも、
悲しみに耐え続ける方々にも、
ただただ、頭が下がります。
命の尊厳についても考えさせられます。
そして、生まれてくる新しい命に、
はじけるような小さな笑顔たちに、救われます。
決して留まることのない、流れる季節にも。
桜が舞っていたあの時から、
新緑の季節もあっという間に通り過ぎ、
雨の中を、強く嬉しそうに紫陽花が咲いています。