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キャベツの教え

無農薬の春キャベツが、最近、やってきます。

 

夫が、友人たちと畑をつくりはじめて2年目。

 

 

週末ひとつずつ収穫してきてくれるのですが、

想像以上の柔らかさと甘さに、心底感動してます。

 

 

土作りにもこだわって、(PH値も計ったらしい)

ベストな時期に肥料をあげて、

休みの度に出かけて世話をしていた成果でしょう。

 

そして、興味深いなあと思うことがあります。

 

 

各自好きなものを好きな量植えて、

自由に収穫できるよう、

土地を区分けしているそうですが、

 

畑づくりは大変な力仕事で、

一人では無理な作業がたくさんあるため

大事なポイントは一緒にやるそうです。

 

一緒に土を耕し、同じ種をまき、

同じタイミングで肥料をあげ、

水をあげるときも共同作業です。

 

なのに、

キャベツのカタチが、それぞれ違うそうなのです。

キャベツになっていない、葉が巻かれていないレーンもあるそうです。

 

「不思議なんだよね」

 

 ただ、話を聴いていると、

同じ畑好きでも、それぞれ違うなあと思います。

 

畑全体をキレイにすっきりと整備したい人、

 

外観などどうでも良くて、育ち始めたちび野菜の

周りの草をせっせと抜く人。

 

それが関係しているかどうかは不明ですが、

 

どこを見ているのか、

 

その違いはあるのかもしれません。

 

キャベツも、

人も、

自分自身も。

 

 

普段は添えものキャベツが、

生のままでメインディッシュに勝るのだと、

驚きです。

 

 

畑帰りは玄関がドロドロになるので、

口うるさくなってた自分を反省しつつ、

夫に感謝し、

キャベツが大好物のポムと

見事な旬を美味しく頂きました。

 

大事な気づきとともに。