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ファミリーコンステレーションからの恩恵

2022年7月17日、18日に、メキシコ在住のコンステレーター井上慎介氏による

ファミリーコンステレーションのワークショップを開催しました。

 

ZOOM上でファシリテートして頂く、初めての試みでしたが、

とても深く濃密な体験をさせて頂くことができました。

 

今回の体験から私が受け取った恩恵は、あまりにも大きすぎて多すぎて、

まだ文章で表すことが、なかなかできません。

 

少しずつ、書いていくことができればと思っております。

 

ギフトは、いろいろな形で現れるものだと思います。

 

ワークショップ後に、母がうつ病を発症してからの30年越しの疑問が解けるなど、

大きな気づきの連続でしたが、

 

気づきの後は、実地試験が必要なのでしょう。

 

その流れまでしっかりと頂き、

諸事情あり、両親と共に暮らすまさかの展開が続いております。

現在、11日め。

もうしばらく続きそうです。

 

父と母と暮らし続けていると、

今まで見えなかった家族の力動が、コンステレーションのおかげで、

よくわかるようになりました。

 

何がこの家族間で起きているのか、

そして、自分はどんなふうにその力動の中に入ってしまうのか。

 

あの体験がなければ、これまで通りに盲目的巻き込まれ、

はっきりとはわからない息苦しさと、言い合いになってしまう悲しさと、罪悪感と、

様々なもので何とも言えない苦しさに、今頃押しつぶされていただろうなと思います。

 

 

まだ完全ではないでしょうが、うまく外れるコツを覚え、

客観的に自分を保てるようになったのも、コンステレーションによる恩恵だと思います。

 

そして、両親の娘として存在する心地良さを感じる瞬間を味わえたり、

平和な時間が流れたり、

 

以前からすると驚きの瞬間がここにある。

 

もちろん、完璧では全くありません。

両親が2人になると、また元の力動が始まります。

しかし、私の心の状況は変わっています。

 

そんな父と母に、

これまでの長い歴史に、頭が下がります。

 

本当に、ありがたいかぎりです。