朝、ワンコの散歩と庭のライトな手入れが日課になっています。
今日は朝いつもより時間があったので、草取りと落ち葉掃除、
軽く木々の余分な枝を剪定して、
花壇の野菜や花たちのお世話をがっつり1.5時間。
庭で土や草にまみれ、汗を流す私を
客観視している私がいて、
人って、変わるものだと、つくづく思います。
庭なんていらない。
庭があるとしたら、全面コンクリートがいい!
庭の手入れなんて絶対無理!
と、思っていた私が・・・
我ながらびっくりです。
庭掃除をする朝のひとときは、
思ったよりも気持ちが良いのです。
今ここにいて、
五感が解放されるのです。
朝の陽を浴びながら、緑と土の香りを感じながら、
雨が降った後、驚くほど増えている
雑草のたくましさ
薔薇の葉っぱがきれいになくなっていく
腹ペコ青虫君たちの勢いに
がっかり感と微笑ましさが同居した
気持ちになり、
野菜の虫よけになると飢えたバジルの葉っぱが
穴ぼこなのを見て、
人間の知恵など、そうそう自然に叶わないと
それもまた良いものだと思い、
昨年の秋、台風の影響で、
あんなに枯れてしまった木々たちが
復活していることに、
その力強い生命力に勇気をもらい、
そうこうしているうちに、
頭のほうに上がっていた気が、
下へ下へとさがり、
足が地に着いているのがわかります。
重心をしっかり感じることができます。
自然の営みの中に生きていることを体感し、
私が整っていく
大事な時間です。