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心落ちの中の救い

 

義母の容態が悪くなったという知らせを受け、

心が落ちている中、

 

ケアホームから病院に移ったので、

ZOOM面談ができることになり、

1年ぶりに、面会が実現しました。

 

看護士さんからも、

義兄からも、

 

もう眠ってばかりで、

痴ほうが進んでしまい、わからないからと

言われていたので覚悟して、面会したのですが、

 

画面の向こうの義母は、

一年前と変わらない瞳で、会ってくれました。

 

肌もきれいで、

声をかけると、ちゃんとうなづいてくれて、

何かを話そうとしてくれる。

 

看護士さんたちが、

すごい、すごい、

と言っている。

 

会いにいくから、待っててねと言うと、

義母の目頭が、うっすら光って、

声を出そうと何度もしてくれて。

 

私が、救われました。

 

大事な瞬間。

 

 

つながること、

感じること、

共にいること、

 

それが遮断されていた1年間。

 

再び、

糸が繋がった瞬間。

 

広がる、大きな癒し。

 

そう、私がギフトをもらってしまっています。

 

そして、

私もいつか、そう在りたいと思います。

 

カウンセリングやセラピーのトレーニングを続けてきて

よかったと、心底思えた瞬間でもあります。