疲れ切って、ソファーで寝落ちしてしまい
しまった!と、目覚めた深夜3時。
付けっぱなしのテレビで流れていた
テレビショッピング。
寝ぼけながら見つつ、
思わず購入したのが、
真空にできる(しかも簡単に)保存容器!
ずっと欲しかったものであり、
さらに、深夜のテレビショッピング初体験ということもあり、
興奮気味に翌朝、夫に話したわけです。
想像通り、この商品は私のツボ。
残ったイチゴも、もやしも、レタスも大葉も、
鮮度の良さを保って保存ができる。
容器から野菜を取り出す度に、
ピンとした鮮度の良さが嬉しくて、
その都度、その感動を、夫に伝えていたという
経緯があります。
さて、先日、何か月ぶりに娘が帰ってきたので、
娘の好物を料理しながら、
我が家に加わった新入り保存容器を紹介していたら、
夫が娘に一言、
「深夜のテレビショッピングの買い物が
成功したのが相当嬉しいらしいよ」
!?!?!?
はあ?
違いますけど!!!!
私の嬉しいポイントはそこじゃない!!!
昔から、蓮根切って、真っ白だったり、
とれたての野菜の甘さを感じたり、
鮮度にテンションがあがっているのに。
容器を開けるたびに、その感動を話していたのに。
そのズレ具合は、何???
・・・・・・・・・
(ひと巡り考えて)
・・・・・・・・・・・・・・ああ。
それは夫自身の基準の投影。
ネットショッピングでよい買い物ができると
成功だと、喜んでいたっけ。
人は、自分の基準の物差しで、
人や世界を見がちだとは、
心理学を学んでわかっていたことだけれど、
私の感動ポイントが、
違う受け取り方をされていたとは、
少しがっかり。
こんな近い相手とでも、
しかも何度も話しているのに、
こんなふうに小さなズレが日々起きていて、
機会がなければ、気づかぬまま、
間違って受け取られたままだったんだと思うと、
どれだけの人と
小さなズレが起きているのか、
誤解が生じているのか、
若干怖くなります。
救いだったのは、娘が
「ママって、昔から、
新鮮な野菜見て、やたら喜んでたよね」
と、わかってくれていたところ。
身近な人の喜びポイントや、
タブーポイントを、観察して理解しておくと、
すれ違いを少しは避けられるかもしれません。