緊急事態宣言が解除となった翌朝、
ワンコの散歩で近所の公園を通ると、
小さなお子さんたちとお母さんたちが
何組が遊んでいました。
しばらく、静かだった公園。
日常が戻りつつあるのかと、
お母さんたちも、どれだけステイホームで
大変だったかと思うと、胸が熱くなります。
もちろん、全てが元通りになるわけではないので、
まだまだ普通とは違う状況を背負う
大変な日々は続くのでしょう。
ワンコを可愛がってくれる近所の中三の女の子も、
公園で自主トレをしていました。
頑張り続けてきた部活動の試合がなくなったそうで、
「試合したかった」と、視線を落として一言。
それでも、ワンコを撫でて、ペコッと礼をして、
トレーニングに戻り、縄跳びをして、
そのあと、タイムを計りながら、全力で何周も
走る姿に、腹の奥に力をもらいました。
どんなに不条理な日々でも、
腐らずに、自分のできることをやる。
コロナ禍は、
日々の暮らしを支えている人たちの存在と、
どんな状況下でも、
自分に選択肢があると、
繰り返し、気づかせてくれます。